平成28年度(2016)夏期

近代九谷の名工たち ~青き泉と鳥の詩~

平成28年7月6日(水)~10月3日(月)

明治以降の江沼地方(現在の加賀市)で活躍した九谷焼の名工達を紹介するシリーズ。今回は伝統技法の踏襲とモダンで洗練された表現を両立させた「青泉窯」の北出塔次郎、不二雄、昂太郎の三代と、塔次郎に学んだ河上龍三、初代中村敬介に注目します。高い完成度とオリジナリティに溢れた作品群から、陶芸を芸術表現の領域まで高めようとした近代九谷の流れの一つをご高覧ください。

青柿図平鉢
鳥の図
色絵孤影飾皿
色絵王魚文大皿
小禽文様飾皿