平成28年度(2016)秋期

浅井一毫没後100年 一毫マンダラ ~兄・弟・ゆかりの人々~

平成28年10月5日(水)~平成29年1月9日(月・祝)

今年は、再興九谷・江沼諸窯の名工の一人、浅井一毫の没後100年にあたります。浅井一毫は天保7年(1836)に大聖寺藩士の次男として生まれました。本名は幸八。兄・源三郎が大聖寺藩士・竹内家の養子となったため(後の竹内吟秋)、浅井の家を継ぎました。兄とともに一毫も画才に優れ、幕末から維新を武士として、明治以降は陶工として激変する時代を生き、大正5年(1916)、81歳で亡くなりました。今回は一毫とその弟子・下出梅仙、兄・竹内吟秋とその弟子達の作品を展示します。

旭日に虎図 盃
赤絵桃図菓子鉢
赤絵雲竜図壺
銀彩小皿(五)
赤絵唐文人図菓子鉢